★ヨーロッパでは美容医療分野においてすぐれたクリニックや美容ドクター、製剤などを表彰するSafety in Beauty Diamond Awardsという賞があります。2019年は授賞式がロンドンで開催されましたが、美容分野において画期的な製品を表彰するInnovation and Pioneering Award 2019部門でイタリアのProfessional Dietetics社が開発したスネコスが最高位のDiamond Awardを受賞しました。ヨーロッパを中心にスネコスは発売以来人気を博し、多くの人が治療を受けています★

 

スネコスの特徴

①高い安全性

ヒアルロン酸にはいろいろな種類がありますが、スネコスが採用しているヒアルロン酸は粒子が非常に細かい低分子の架橋していないヒアルロン酸です。

このヒアルロン酸は有効成分が細胞に有効に到達するのを助けたり、細胞の遊走を助ける目的でスネコスに配合されているものですので、数日以内に体内から消失していきます。

スネコスはいわゆる通常のヒアルロン酸注射のようにボリュームを与えて美容効果を狙うというものではありません。

架橋していないため、架橋剤によるアレルギーのリスクがなく、注射部位が膨らみ過ぎたり凹凸が出ることがありません。

また、血管に入り込んで血行障害を起こすという心配もありません。

さらに、スネコスに含まれる6種類のアミノ酸はもともと我々の体の中に存在しており、アレルギーが起こりにくい製剤です。

 

②自然な肌の若返り

加齢変化によって肌に見られる変化の中でもコラーゲンやエラスチン量の低下は、シワやたるみの大きな要因となります。エラスチンはコラーゲンと比較すると真皮内での割合は少ないため軽視されがちでしたが、最近は「皮膚の弾力」を作り出す要素として重要視されるようになってきました。スネコスは肌の弾力を回復するのに大切な「エラスチン」を効率よく増やすことを追求して設計されており、これまでのコラーゲン増生を狙った治療とは質の異なる上質な変化を起こします。

 

③スネコスの作用機序

スネコスにはグリシン、L-プロリン、L-ロイシン、L-リシン、L-アラニン、L-バリンの6種類のアミノ酸が特別な配分で配合されています。この特別な配分で配合されたアミノ酸が、自分自身のコラーゲンとエラスチンの生成を強力にサポートしてくれることで効果がでます。よって注入直後よりも注入から時間をおいてからその効果を実感しやすい施術となっています。

 

④スネコス施術後

スネコスの治療は、はじめは１～２週間に１回のペースで４回連続して行うことが大切です。定期的にコラーゲンとエラスチン生成のシグナルを加えることで高い効果が引き出せます。額のシワは、眼瞼下垂などのリスクからボツリヌストキシン注射による治療ができない方も多く存在する部位ですが、スネコスはエラスチン生成を効率よく引き起こすので、表情筋を動かすことで作られる表情ジワであっても、肌の弾力が取り戻されることでシワが刻み込まれにくくなります。また、残したい表情も温存されます。

額以外にも、目の周りのシワやクマ、口周りの小じわ、毛穴の開き、首のシワなどの施術が可能です。

 

●適応

・目じりや額のしわ、首のしわが気になる方

・肌にハリ・ツヤを出したい方

・ボツリヌストキシン注射による表情の変化に抵抗があるが、しわのメンテナンスがしたい方

・自然な仕上がりにしたい方

・フィラー系の注入に抵抗がある方

 

 

●施術方法

洗顔後、表面麻酔をします。その後、注入機械もしくはドクターにより、ご希望の部位に製剤を注入していきます。施術自体は全くの無痛ではありませんが、ほとんどの方が耐えうる範囲です。

施術時間は約15分～20分です。施術後は注射部位が膨疹のようになり半日ほど続きます(水光注射の場合はあまり起こりません)。回数を繰り返すにしたがって膨疹は早く引くようになります。

 

 

●治療間隔

1週間～2週間の間隔で3～4回続けて行います。

その後は2～３か月に1回、もしくは半年後に1クール施術することがおススメです。

 

●洗顔・メイク

治療直後はメイクはせず、日焼け止めまでにしてください。

治療当日はシャワーのみにしてください。

翌日からメイク、入浴が可能です。内出血した場合は約2～３週間ほどで消退していきます。

当日は激しい運動・熱いお風呂・サウナに入るなど血行を促進させる行為はお控え下さい。

   

●注意事項

施術後約2週間ほどは、治療部位に対し刺激の強い薬剤等の使用、強いマッサージなどを避けて下さい。

治療部位への日差しは避けて下さい。

 

●治療の受けられない方

1. ケロイド体質の方

2. 本剤に対するアナフィラキシーの既往がある方、また、現在重度の多発性アレルギー・重度アレルギーが明らかな方。 本剤に含まれる成分に対して過敏症の起こる事が明らかな方、または可能性が高い方。麻酔薬に対してアレルギーのある方。

3. 治療部位に活動性の皮膚の炎症または感染症がある方、癌を含む何らかの病変が皮膚にある方、タトゥーがある方。

4. 妊婦の方、または授乳婦の方（安全性が確立していない）。

5. 膠原病などの自己免疫疾患の既往がある方もしくは現在発症されている方、心疾患・糖尿病・高血圧のある方、抗凝固剤を使用されている方など。

 

 

●副作用

出血、赤み、腫れ、圧痛、疼痛、痒み、軽度/中程度の内出血、軽度の浮腫、麻酔や美容成分に対するアレルギーなど。

注入後に感染症や出血が起きる可能性はゼロではありません。発生時は速やかに受診し、担当医師の指示に従って下さい。

 

 

 

※効果には個人差があり、必ずしもご希望通りの効果が出ない場合もあり得ます。

※日本では未承認の製剤です。